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病院長挨拶

病院長就任のご挨拶 令和2年4月1日

病院長 谷本 光音(たにもと みつね)
病院長
谷本 光音(たにもと みつね)

この度、令和2年4月から上岡 博前院長の後任として中国中央病院の病院長に就任いたしました谷本 光音と申します。専門は血液内科、出身地は愛知県の片田舎にある愛西市、趣味は野球、ジョギング(散歩程度です)と陶芸(備前焼)です。患者さん、ご家族の皆さん、そして地域の皆さんには、今後ともよろしくお願いいたします。

公立学校共済組合中国中央病院は、1961年7月に、その頃教職員の間に蔓延していた結核感染者の療養所として福山市西深津の地に創設されました。その後、結核患者減少に伴ない対応する診療分野を拡大拡充することにより、広島県東部地域の皆さまへの医療提供を担う基幹病院へと発展してまいりました。2004年には現在の福山市御幸町に新らたに病院を移設し、CT、MRI、核医学検査装置、放射線治療装置など最新鋭の医療機器に加え、無菌病棟、外来化学療法室、人工透析室などを装備した高機能総合病院として、当院の病院理念として掲げている「患者さん中心の人にやさしい良質の医療」を提供しています。

当院の特徴としては、地域医療支援病院として、福山・府中二次医療圏の主として北部地域の急性期医療を担当し、地域の診療所の先生からのご依頼は勿論のこと、救急患者・重症患者さんを積極的にお引き受けしています。救急車の受け入れ件数は過去6年間着実に増加しており、地域の救急医療において一定の貢献が出来ていると考えています。今後も救急医療をさらに充実させるとともに、地域にお住いの皆様と医療機関のご要望に十分にお応えできる専門的な医療・看護の提供に職員全員が努力していきたいと考えています。

さらに、当院は10年前から広島県指定がん診療連携拠点病院として、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんなどのいわゆる5大がんの診療は勿論、白血病、リンパ腫、骨髄腫などの造血器腫瘍に対する広島県東部地域では唯一の専門施設であり、造血幹細胞移植などの最先端の血液診療を行っております。また、5大がんの診療においても、新規抗がん剤の開発治験、全国規模の臨床研究などに積極的に取り組み、がん医療全体の向上に貢献しています。

また、これからの医療の先駆けとなる予防医療にも積極的に取り組んでいます。特に健診については、健康管理センターにおいて地域の皆さんのご希望に応じて2日ドック、1日ドック、脳ドックなどを行ない、健診終了後には生活習慣病予防のための特定保健指導を保健師が中心となって実施しています。さらに、糖尿病、脂質異常症、高血圧症などに加えて、糖尿病性腎症などの腎臓疾患、内分泌疾患、CODPなどの呼吸器疾患、消化器疾患、循環器疾患などの専門医も多数配置して、あらゆる疾患に対応できる医療体制を整えております。産科・婦人科、小児科の診療体制も充実していますので、生育医療や小児救急医療における地域の中核病院としての役割を担っています。また、セカンドオピニオン外来も積極的に推進しており、他の医療施設で診療を受けておられる患者さんは、当院の全ての診療科において専門医の意見を聞くことが出来るよう体制を整えています。

最後になりますが、当院では医療人の育成を重要な使命と考えており、特に研修医や専門医の研修に力を注いでいます。当院は30以上の学会において研修施設としての認定を受けて、多数の専門医・指導医を配置しており、教育担当者は救急医療を含む様々な分野において熱心に指導を行い、明日の医療を担う優秀な医療人を育成し世の中に送り出しております。

医療の原点は地域の皆さんへ安心・安全な医療を提供することでその地域の発展に貢献することにあります。当院の基本方針には、人にやさしい医療環境の提供、最良の医療と最高の疾患予防、人間性豊かな若手医療人の育成を掲げております。今後ともこの基本方針に忠実に、患者さん中心のやさしい医療を提供してまいりますので、よろしくお願いいたします。