HOME > 当院について > 病院長挨拶アーカイブ > 病院長のご挨拶 令和2年1月

病院長のご挨拶 令和2年1月

2020年 年頭のご挨拶

病院長 上岡 博(うえおか ひろし)
病院長
上岡 博(うえおか ひろし)

明けましておめでとうございます。令和になって初めての元旦を迎え、皆様お健やかに新春をお過ごしのこととお慶び申し上げます。令和2年の年頭に当たり新年のご挨拶を申し上げます。中国中央病院はこれまでと変わりなく、地域の皆様のお役に立てる病院として頑張っていきたいと考えておりますので、本年もよろしくお願い致します。

昨年も台風19号による被害を筆頭に、豪雨、暴風などによる大きな災害が全国で相次ぎました。最近大きな災害が多発するのは、地球温暖化と関連する異常気象が原因と考えられており、世界各地で同様の災害が発生しているようですが、そのような中、米国がパリ協定離脱を正式に通告しました。石炭の活用などによる温室効果ガスの排出を抑制しなければ、温暖化がさらに進み、世界各地で洪水、熱波、干ばつなどの気象災害が深刻さを増すと危惧されているようですので、今回の米国の決定は世界に大きな不安を与えているようです。

さて、中国中央病院は地域医療支援病院として、これまで通り、福山・府中二次医療圏の主として北部地域の急性期医療を担当し、地域の診療所の先生からのご依頼は勿論のこと、救急患者・重症患者さんを積極的にお引き受けしたいと考えています。救急車の受け入れ件数は過去4年間着実に増加しており、昨年は1,400件を超えましたので、地域の救急医療において一定の貢献が出来ていると考えています。本年は救急医療をさらに充実させるとともに、地域にお住いの皆様と医療機関のご要望に十分にお応えできる専門的な医療・看護の提供を目指しており、職員一丸となって努力していきたいと考えています。

医師確保に関しては、これまで常勤医が不在であった診療科に少しずつ医師の採用を進めておりますが、昨年は眼科の常勤医が着任し、放射線治療医を2名に増員しました。また、本年も昨年に続き初期研修医を4名フルマッチで採用できることになりましたので、若い医師が増えて活気のある医局になると期待しております。

診療に関しては、血液内科では白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫などの造血器腫瘍に対する強力な化学療法と無菌室における造血幹細胞移植などを主体に、あらゆる血液疾患の診療を行っております。また、呼吸器内科、呼吸器外科、放射線科が協力して肺癌、胸膜中皮腫など種々の呼吸器腫瘍に対する集学的治療を行うとともに、COPD・間質性肺炎などあらゆる呼吸器疾患に対する専門的な診療も得意としており、血液疾患、呼吸器疾患に関しては、広島県東部地域では最も充実した医療が提供できていると自負しております。さらに、周産期医療に関しても、分娩件数が年々増加しており、昨年は約600件になっております。その他、糖尿病・腎疾患・膠原病の診療、消化器疾患に対する内視鏡を用いた診断・治療、整形外科診療などもさらに充実させたいと考えております。放射線科に関しては、放射線治療医の2名への増員、放射線治療専門技師の増員により放射線治療体制が充実しましたので、一昨年に更新した放射線治療装置を用いてIMRTなど最新の治療を提供できるようになりました。

また、当院の特徴の一つとして治験、臨床研究が充実していることがあります。特に造血器腫瘍においては、日本成人白血病共同研究グループ(JALSG)や日本細胞移植研究会(JSCT)という全国的な臨床研究のグループの中心メンバーとして活躍しておりますし、グローバルな研究を含め非常に多くの臨床研究、治験に参加しており、造血器腫瘍に対する臨床研究の基幹施設として認められています。さらに、肺癌、胸膜悪性中皮腫、COPD、気管支喘息などの呼吸器疾患においても中国・四国呼吸器疾患関連事業包括的支援機構(CS-Lung)、岡山肺癌治療研究会(OLCSG)など多数の臨床研究、治験に参加しており、微々たる成果ではありますが、医学の進歩に寄与できていると考えております。

最後に、当院の理念は「患者さん中心の人にやさしい良質の医療の提供」です。色々な職種のスタッフが仲良くチームを組んで患者さんに心のこもった医療・看護を提供し、患者さんとご家族の皆様に「中国中央病院に来て良かった!」と感じていただけるように、本年も全職員が一丸となって邁進する所存ですので、これまでと変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。

令和2年 元旦

  • 公立学校共済組合員の皆様へ

インフォメーション

  • 新着情報
  • 当院について
  • 受診のご案内
  • 診療科ご案内
  • 人間ドック
  • 部署案内
  • 施設案内
  • 交通案内