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臨床検査科について

臨床検査科 診療の概要

臨床検査科は、迅速で正確な検査データを提供することを目標に掲げ、臨床各科に365日昼夜を問わず、データを報告し、病気の診断や治療に寄与しています。部門は、一般・化学、血液、輸血、細菌、病理、生理に分かれており、いずれも高い専門性が求められます。

そのため、各部門を担当する臨床検査技師は、それぞれの専門分野の認定資格を取得し、日常業務に加えて、学会発表や論文投稿などの学術活動にも積極的に取り組んでいます。

近年、職種の異なる医療従事者が連携する「チーム医療」が、良質で安全な医療を提供する上で重要との認識が高まっています。わたしたち臨床検査技師も医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などともに、「栄養サポートチーム」、「感染制御チーム」や臨床各科とのカンファレンスなどに積極的に参加し、常に質の高い医療を提供できるようにつとめています。

今後とも、臨床検査科職員は一丸となって頑張りますので、ご理解とご支援を宜しくお願い致します。

スタッフ紹介

医師1名、臨床検査技師18名

医師紹介

瀬崎 伸夫(せざき のぶお)臨床検査科部長

瀬崎 伸夫(せざき のぶお)臨床検査科部長

  • 【出身大学】
    高知大学医学部
    【専門】
    血液内科
    【所属学会及び資格】
    日本血液学会、日本造血細胞移植学会、日本輸血・細胞治療学会
    【現在の科を選んだ理由】
    専門性が高く、全身管理を必要とする科であるから
    【座右の銘】
    熟慮断行
    【医師からのひとこと】
    臨床検査科は、専門的医療を支える病院の基幹部門です。 各部門と連携をとりながら、必要な検査を迅速に行い正確な結果を報告できるよう、検査技師は日々精進しています。

都地 友紘(とじ ともひろ):臨床検査科医長

都地 友紘(とじ ともひろ):臨床検査科医長

  • 【出身大学】
    島根大学医学部
    【専門】
    外科病理
    【所属学会及び資格】
    日本病理学会(専門医)、日本臨床細胞学会、死体解剖資格
    【現在の科を選んだ理由】
    病理診断に興味を持ったから
    【座右の銘】
    一期一会
    【医師からのひとこと】
    全領域で適切な病理診断を行えるよう日々邁進して参ります。

園部 宏(そのべ ひろし):非常勤医師

園部 宏(そのべ ひろし):非常勤医師

  • 【出身大学】
    岡山大学 医学部
    【専門】
    臨床検査、外科病理、細胞診断
    【所属学会及び資格】
    日本臨床検査医学会(専門医・管理医)、日本病理学会(病理医・専門医・研修指導医)、日本臨床細胞学会(専門医・指導医)、日本医師会認定産業医、死体解剖資格認定(厚生労働省)、International Skeletal Society Member
    【現在の科を選んだ理由】
    臨床検査科が病気の診断に寄与する大切な分野であるから
    【座右の銘】
    日々努力する。継続は力なり
    【医師からのひとこと】
    迅速で正確な検査と病理診断を常に心掛けるようにしています。

田中 健大(たなか たけひろ):非常勤医師

田中 健大(たなか たけひろ):非常勤医師

  • 【出身大学】
    岡山大学 医学部
    【専門】
    外科病理
    【所属学会及び資格】
    日本病理学会(専門医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本消化器病学会
    【現在の科を選んだ理由】
    全身を幅広くみたかったから
    【座右の銘】
    日々是好日
    【医師からのひとこと】
    的確な診断を心掛けています。

ご挨拶

私は、この病院で常勤の「病理医」として働いています。現在、「病理医」がいる病院はそんなに多くありません。では、「病理医」はどのような仕事をしているのでしょうか?

病気の治療には適切な診断が必須です。臨床医が診察や画像検査などを行い、病気を臨床的に診断します。しかし、「病理診断」では、専門の「病理医」が患者さんの細胞や組織を顕微鏡で詳しく調べ、最終的に病気を診断します。「病理診断」に基づいて治療が決定されますので、これが最終診断といわれる理由です。病理医が行う「病理診断」には、次の(1)〜(5)があります。

(1) 細胞診断
例えば、痰や尿の中にがん細胞が発見されると、肺がんや膀胱がんが推定されます。細胞検査士がスクリーニング後、病理医が最終的に判断します。
(2) 生検組織診断
胃、大腸などでは内視鏡で、肺、乳腺などでは針で小病変組織を採取して検査し、それをもとに治療方針が決まります。
(3) 手術材料の組織診断
手術で取り除かれた胃、大腸、肺、乳腺などの病変組織を調べ、がんの性状、転移の有無、病変が取りきれたか、などについて判断します。
(4) 術中迅速組織診断
手術中に病変が何か、病変が取りきれているか、などを短時間で診断します。それにより、執刀医は手術の方針を決めます。
(5) 病理解剖
ご遺族の承諾後に、病死された患者さんのご遺体を解剖します。生前の診断、病気の進行度、治療効果、死因などについて判断します。

さらに、「病理医」は、臨床各科とのカンファレンスに参加し、臨床医と患者さんの治療の決定や治療内容を検討します。具体的には、外科の術前・術後のカンファレンス(週4回)、腎生検カンファレンス(月1回)などに参加しています。また臨床病理検討会(CPC)を担当し、病理解剖の結果について、医師、看護師、薬剤師、技師などと総合的に検討しています。医師をはじめとして他の医療職の学会発表や論文投稿など、学術面の相談にも応じています。このような仕事を通して病院の高い医療レベルの保持と向上に寄与しています。従って、「病理医」のいる病院といない病院では医療レベルに差がつくのは当然でしょう。この病院は、常勤「病理医」がいる数少ない病院のひとつです。

資格

  認定機構 資格 人数
個人 認定輸血検査技師制度協議会 認定輸血検査技師 1
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 2
日本臨床微生物学会 感染制御認定微生物検査技師 1
健康食品管理士認定機構 健康食品管理士 1
認定臨床微生物検査技師制度協議会 認定臨床微生物検査技師 2
日本臨床病理学会
臨床病理技術士資格認定制度協議会
2級臨床病理技術士(細菌学) 1
日本超音波医学会 超音波検査士(循環器領域) 4
日本超音波医学会 超音波検査士(消化器領域) 5
日本超音波医学会 超音波検査士(体表臓器領域) 5
日本臨床細胞学会 細胞検査士 3
国際細胞学会 国際細胞検査士 3
日本臨床病理学会
臨床病理技術士資格認定制度協議会
2級臨床病理技術士(血液学) 3
日本検査血液学会
認定血液検査技師制度審議会
認定血液検査技師 2
施設 日本臨床病理学会 日本臨床病理学会研修登録施設  
日本臨床細胞学会 日本臨床細胞学会施設認定  
日本臨床検査医学会 日本臨床検査医学会認定研修施設  
臨床検査精度管理
県内の医療機関が多数参加する広島県医師会主催の臨床検査精度管理調査において、優秀な成績を収め、表彰されました。

学会発表・論文

ラボニュース(PDF版)

精度管理表彰(PDF版)

診療実績

検査件数

年度 検体検査 生理検査(超音波) 病理 細胞診 解剖
平成22年度 2,326,526件 45,960(16,342)件 4,180件 8,267件 14件
平成23年度 2,438,528件 44,423(15,679)件 4,434件 7,685件 11件
平成24年度 2,530,575件 41,325(14,479)件 5,050件 7,204件 11件
年度 照射RCC 照射洗浄
赤血球
FFP Ir-PC Ir-PC HLA 合計 廃棄率
平成22年度 3,223 0 518 13,740 615 18,096 0.29%
平成23年度 3,193 0 539 12,485 315 16,532 0.22%
平成24年度 3,716 0 830 18,870 170 23,586 0.18%

業務のご紹介

一般検査
尿中に出現するタンパクや糖、赤血球や白血球などを調べる検尿検査をはじめ、便、精液、髄液、胸水、腹水などの検査も行います。
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血液・輸血検査
血液中に含まれる赤血球や白血球、血小板などの数や性状を調べる血液検査、止血の働きを調べる凝固検査、血液型検査、輸血に関する検査を行います。
また、当院には血液外来がありますので、血液疾患に対する様々な特殊検査も行います。
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生化学・免疫血清検査
血液を遠心分離器にかけて分離した、上清(血清)や尿などを用いて、様々な成分の測定を行います。
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細菌検査
一般細菌検査、抗酸菌検査、その他の検査(インフルエンザなどの迅速検査)の3部門で、感染に関わる検査を行っています。
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病理検査
病変から採取された組織や細胞を調べる病理検査、細胞診検査を行っています。
また、入院中に治療にもかかわらず亡くなられた方が何故亡くなられたのか?また、病状はどの程度進行していたのか?などを詳しく調べるために病理解剖も行っています。詳しくはこちらをご覧ください。
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生理検査室
心臓、肺、脳などの体の機能を患者様から直接検査を行います。生理検査には、心電図検査、肺機能検査、脳波検査、超音波検査などの検査があります。
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その他の活動
感染対策チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、糖尿病療養指導などのチーム医療活動
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