Diary 研修医日誌

2016年08月25日(木)

学生実習・見学のお誘い


先日、当院に岡山大学の6年生の学生さんが実習に来てくれました。今回はその際にも行った、少し変わった当院での研修スタイルをお伝えしようと思います。

まず直接の指導をさせていただくのは、基本的に後期研修医です。では実習・見学に来てくださった学生さんは、後期研修医の所属している科で実習するのかというと、それは半分あたっていて半分違います。後期研修医はそれぞれ専門の科を意識しながらも色々な科の患者さんを受け持っており、学生さんには一緒にその方々の診療をみて頂く形式をとっています。先日私についてくれた学生さんは、一週間の内に消化器・循環器・血液・呼吸器の患者さんを一緒に回診し、救急車が来た時には救急車対応も一緒にしてもらいました。内科の中で並列して診ていくスタイルは、当院の初期-後期研修医のプログラムでもあり、実際の研修医の1週間の動きも体験できると思います。

これから国家試験を受け、そして研修医となっていく学生の皆さん。ぜひここで内科の総復習をされてみてはいかがですか。専門を決めている方でも、少なくとも研修医を卒業するまでの間はオールラウンドの知識・技術が求められています。皆さんの力になる実習を提供できるよう、スタッフ一同お待ちしております。

※宿舎の手配や交通費の補助など、サポートは十分ありますので、安心して来て下さい!

後期研修医 山本 晃